栗原さん親子は、半年くらい前にいらっしゃいました。 今まで楽譜を読んだことがない、真っ白な状態からのスタートでした。
始め、「息子にバイオリンを習わせたい。」というお話でしたが、聞き進むと実はお父様がやってみたかったという事でしたので、
「是非一緒になさっては、」と親子でのレッスンが始まりました。
親子でのレッスンは互いに補いあえて、励まし合いながら進みました。
子供の耳の良さと大人の理解力、またお父様の熱心さにつられて、息子さんも継続して練習することが出来ています。
お2人のレッスンはとても個性的に進みました。
レッスンを始めて半年後のおさらい会では、お父様は「カントリーロード」息子さんは「メリーさんの羊」「カッコウ」を独奏しました。
合奏でも、パッヘルベルの「カノン」の通奏低音、とバッハのカンタータ147番のコラールパートを弾きました。
最近、お父様と息子さんのそれぞれのメソッドが決まりました。どちらも2巻です。
「導入段階に、メソッドを決めて厳格にやらず、手作り楽譜でコツコツ進めてきて良かった」と思っています。
栗原さん親子の、1番素晴らしいな、と思う事は
お父様が、大人になって初めて受ける音楽のレッスンを、心から喜び楽しんでいらっしゃる事です。
誰かとの比較や、優越性の追求ではなく
自由な発想でコミュニケーションして下さり、ひたすら純粋なのです。
息子さんも、小さなバイオリンで、一生懸命練習してイ長調の色んな曲が弾ける様になって来ました。
そろそろ次の調に進むところで、これからが楽しみです。
Aちゃんは2000年の4月に入会なさいました。 教材は、トンプソンの小さな手の為の連弾、バスティンベーシックとセオリーでスタート致しました。
楽譜を理解した上で、歌詞を歌いながら楽しそうに弾く子でした。
レッスンが進む中で、バスティンは、全調メソッドなので少し難しそうでしたの中断しました。
トンプソンのピアノソロ1巻は、最後まで終えることが出来ました。
小学校の校歌や流行のメロディーを弾いてきて、コード伴奏を付けられるようになるなど音感のとても良い子でした。
また、おさらい会ではグルリットの「祭り」や鬼滅の刃の「丹次郎の歌」、ディズニーの「アナと雪の女王」や「ビリーブ」などを弾きました。
バイエルの後半に取り組んで、ブルグミュラーに入るところでしたが、学年が進み勉強や委員会、課外活動などが忙しくなりレッスンは終了致しました。
とても素直で社交的で、レッスンを終えても他の生徒さんとも仲良くしています。
去年の9月からバイオリンを始めたはるかちゃん。半年で、とってもきれいに「きらきら星バリエーション」が弾ける様になりました! バイオリンは、スタートしてまずは
1、バイオリンを肩(鎖骨)の上にのせる事。
2、弓を正しく持つ事。
3、4本の音の聴き取り。
をレッスン致します。ここで妥協してしまうと後々苦労する事になります。。はるかちゃんは、とっても素直に練習してくるので私は思わず「ありがとう!」と言ってしまいます。はるかちゃんは「ありがとうなんていわないでよ。はるちゃん、バイオリンはバリバリボリボリ練習して来るよ!」と言いました。 お絵かきも大好きなはるかちゃん。時々私にくれる絵手紙、大切なとっておくね。
2年間レッスンに通って、バッハのガボットまで弾ける様になったはるかちゃんは、2022年にお引越しの為にお家の近くの教室に通うことになりました。これからも日々の練習で、将来オーケストラで弾く夢を叶えようね!
まさき君は、私の古い友人のお子さんです。ご結婚なさった時に披露宴でバイオリンを弾かせて頂きました。懐かしい思い出です。
1年前に再会してご長男のまあ君のバイオリンレッスンを始めました。 以前に地元のキッズオケで音を出していたまあ君は、構え方に悪い癖がありました。お父様の熱心なご協力があり、今では誰よりも良い姿勢で綺麗な音で演奏しています。 スタート直後にコロナ禍に突入し、毎日送って下さる動画にコメントをしたり、オンラインレッスンを初めて行ったり。。たくさんの事を学ばせて頂き、感謝に堪えません。 練馬区から通って下さっていましたが、渋滞やお父様のお仕事のご都合などにより5月から練馬の先生に移ることになりました。振り返ると、とても凝縮された1年間でした。まあ君が1年間でこんなにも上達した秘訣は、
1、ヴァイオリンもピアノも毎日弾いていた事。
2、リズムと、ソルフェージュ課題に取り組んだ事。
3、お父様ご自身も一緒にバイオリンに取り組んで協力して下さった事。
4、お母様がピアノで伴奏をして下さる事。
5、毎日レッスン動画を送って、私が書いたコメントにそって練習した事。
将来大きく成長して聞かせてもらうのが今から楽しみです。
悟生君がピアノを習いに来たのは小学5〜6年生でした。それまで友達に聞いたりして独学でピアノを弾いていました。
鍵盤を見ながら、手探りで独自の指使いで一生懸命弾いてくれました。始めはとても簡単な練習の楽譜で、ブラインドタッチを身につけました。悟生君は、とても素直で従順な性格なのでスルスルと伸びていき、2年後の発表会では、ソナチネの1番の1楽章と、ホールニューワールドを弾きました。ソナチネは指の独立と、コントロールした動きで粒を揃えるのが課題でした。とても良く練習して予想以上の仕上がりでした。 ホールニューワールドは、混声二部合唱のピアノ伴奏譜を遠慮がちに持ってきたものを、私のバイオリンとピアノとの合奏用に編曲して一カ月で素敵に仕上がりました。 ピアノ伴奏譜が難しかったので、弾きやすく編曲致しました。
悟生君と一緒に演奏出来て、ご家族やご親戚の皆さんが喜んでくださり本当に嬉しかったです。動画の一部分Googleマップに公開しています。 クラシックだけでなく、将来バンドをやりたい悟生君は、コードネームを見てパッと掴む練習もしています。
将来は、お父さんのギター、お母さん姉さんの歌など素敵な家族で、バンドを組むのが夢です。
北野さんは、昔お嬢さんが弾いていたバイオリンで習い始めました。今の私の年齢からバイオリンを始めて、もう20年以上になります。
私の尊敬するその婦人は、生徒であると共に親友でもあります。人間としては師であるかもしれません。 北野さんはピアノを弾いていらしたので楽譜を読む事には不自由はありませんでした。 バイオリンを始めたての頃は、しばらく弓が震えてしまい弦に吸い付きませんでした。様々な技術的課題以前に、体の緊張が問題でした。 大人の方は、頭で理解していても体が脱力出来ないというところからスタートする事が多いと思います。忍耐強く、謙虚に取り組む北野さんから私は、多くの事を学びとても感謝しています。
いつ頃からか震えは止まり、私達は色々な2バイオリンの為の作品を弾いてきました。今は、長年あきらめていたビブラートにもう一度取り組んでいます。
北野弘恵さん ~生徒様からのお声~
毎回のレッスンに思う事は、どうしてこのように長く続けられたのかという事です。
長いから上達したかという事ではない大切なものがあるからです。
長い間には、若い方が遭遇しない出来事がたくさんありましたし、
所沢を離れなくてはならないこともありました。
それでも絶えることがなかったレッスンには、先生の一人一人にあうレッスン方法
一人一人にかける心からの時があるからです。
2歩進んでも次には3歩戻る時もありますが、後退ではなく新しい導き方に触れるのです。
80歳を前にして、一生触りたい楽器であり、練習も楽しんで続けたいと願っています。
その子は3歳になる前に、「どうしてもバイオリンが弾きたい」と言ってお母様を困らせた子でした。
音楽家家系の方でしたが「親戚にバイオリンだけはいないんです。はじめは優しい先生に手ほどきして欲しいと思って来ました。」
とおっしゃいました。長くこの仕事をしていると、天才児に出会うことがあるのです。
一度レッスンしただけで次にきた時はもう、バイオリンと弓を持ち正確なストロークで開放弦を弾いておどろかされました。
まだ夢の中で遊んでいる様なその子は、どんどん成長していきました。
明らかに天才児なので早い段階で音大関係の先生にバトンタッチしました。
レッスン室から出ていく時「さようなら」ではなく「行ってきまーす!」と嬉しそうにいそいそと帰って行ったのが今でも忘れられません。
それからⅯちゃんは、色々なコンクールで賞を頂き、東京フィルハーモニーをバックにバイオリンコンチェルトを弾いてテレビ出演しました。「すごく楽しかった!リハーサルからもう一度やりたい!」と言っていました。現在彼女は東京藝術大学で学んでいます。
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