ビオラのレッスン｜バイオリン・ピアノ教室をお探しなら所沢市にある門目音楽教室へお越しください！

ビオラを教えてほしいという高校生が紹介されました。珍しい事ですが、バイオリンを弾いていると、「ビオラを担当して欲しい」と頼まれる事がよくあります。ビオラという楽器は子供の頃から習う楽器ではありませんから、絶対数が少ないのです。オーケストやアンサンブルに欠かせない存在ですが、バイオリンより大きく重い事、などから敬遠されがちな面もあります。音域が５度低く、ハ音記号。落ち着いた中間音域で、「華やかに歌うバイオリンと、下から支えるチェロやベースの間を埋める様な役割、」を果たします。私が「ビオラ、良いな！」と思うポイントは、ビオラの「引き立て役的な存在」です。引き立て役とは、自らが目立ったり輝いたりするより、あまり主張する事はないけれど、全体に調和を与え、輝かせる働きです。人間も、若い頃は華々しく活躍している人が羨ましく思えましたが、「居る事で周りが調和したり輝いたりする。」そんな人、素敵ですよね。