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第18回東京音楽コンクール弦楽器部門本選、チャイコフスキーバイオリン協奏曲

コロナ禍のもとのコンクールで、前田妃奈さん(18)が、バイオリン部門優勝致しました。第一次予選ではパガニーニのカプリス11番、モーツァルトのバイオリンコンチェルト3番第一楽章を弾き、第2次予選ではJ.S.バッハのソロソナタ3番のフーガ、ミルシテインのパガニーニアーナを演奏。そしていよいよ本選ではチャイコフスキーのコンチェルトを演奏しました。妃奈さんは、4歳の時にこの曲を聴いて「私もこの曲を弾く!」と言い張っていたそうです。「その気持ちだけでずっとバイオリンをやってきた部分もあります。」とおっしゃっておます。

チャイコフスキーのバイオリンコンチェルトは、非常に強いインパクトを与える作品のひとつです。  私自身も10歳の時にテレビから流れてきたチャイコフスキーのバイオリンコンチェルトに釘付けになりました。「この曲を将来必ず弾く!」と思いました。スイッチが入ったという感じでした。大人になっていろんな人と話すと、やはりそれぞれに運命の1曲があり「おもしろいな…」と思います。

私は音大でチャイコフスキーのコンチェルトを弾きました。ダヴィドヴィッチ先生の素晴らしいレッスンに恵まれましたが、聴くのと弾くのは大変違いました。ひと言でいうならばテクニック面もさることながら、体力、気力も充実していないと過酷な曲だという事です。1楽章のカデンツァまで弾いて「苦しい…。」と思いました。ここまで弾くのとサンサーンスのコンチェルト全曲弾くのと同程度の体力が必要です。結局3楽章まで弾かせて頂きましたが、子供の頃に抱いた憧れは表現出来なかった様に思います。正直トラウマになって聴くのが辛い時期がありました。  この曲は、作品とヴァイオリニストとの関係の不思議な歴史があります。「ヴァイオリン豆知識」の方に記しますので是非お読み下さい。  今回のコンクールで優勝した前田妃奈さん、今後の活躍が期待されています。楽しみですね。

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